ゆるーいジャニヲタ備忘録

ジャニヲタです。現場備忘録と映像の感想とか…

KAT-TUN 10ks 東京ドーム公演4/29

わたしのジャニヲタ人生で、青春の1ページであるKAT-TUNのコンサートに行ってきました。初めてのコンサートがこのコンサートでよかったとも思うし、今までもっと行っておけばよかったとも思う。

 

中高生の頃、わたしは仁くんが好きだった。KAT-TUNがギラギラチャラチャラ(褒め言葉です)でデビューする前のキラキラ仁亀が好きだった。ムラサキが好きだったし、Hesitateは今でもだいたい歌える。

 

KAT-TUNから仁くんが抜けたころ、私は少しジャニヲタから離れていて、「あぁ、やめてしまうんだ…」と思った。聖がやめたときも同じである。

(それでもBANDAGEを見に行ったのは覚えている、懐かしい…)

 

そんなこんなでKAT-TUNは私にとっての「青春の1ページ」だった。いい意味でも悪い意味でも。

社会人になって、ジャニヲタに戻ったときもKAT-TUNに戻ることもなかった。歌は好きなので歌番組を見ることはあったけれど、シングルを買おう!とまではならなかった。

 

そして、あの田口の発表があり、3月末でいなくなること、当時の音源でベストアルバムが発売されること、ツアーがあることが立て続けに発表された。

 

当時の音源、当時のPVが入るということで、思わず購入した。

いろいろな思い出がよみがえった。大好きだったハルカナ約束、今も少クラでジュニアが披露しているけれど、やっぱり本人が一番だと思う。

仁くんのNEVER AGAINのフェイク、今でも口ずさむとき、私はフェイクの方を歌ってしまう。

 

そして、今年のGW、縁があって東京ドームのツアー初日を見に行くことができた。

 

広い広い東京ドームで3人がポツンと立っていた。

上の方の席で見たのだが、この広いドームをたった3人で埋めているのだと思うともう泣きそうだった。

 

ほとんどの歌を口ずさめる、わかる歌、青春がよみがえる。でも、当時とは違う。もちろん人数が違うのもあるけれど、歌い方も違う。

あのときのとがったKAT-TUNからいい意味で丸くなっているなぁと思った。3人の生歌を聞いたのは初めてだったんだけど、CDや歌番組で聞いてるよりずっとうまかった。カメってこんな歌うまかったんだ…ってなった。すごい伸びてるし、ドームで一人で歌い上げることができるほどだ、本当にすごかった。

 

昔を懐かしみつつ、ネタにもしつつの3時間は本当に楽しかった。

中丸くんのボイパの流れは今も頭に残っているし(笑)、カメのバンパイアのくだりも覚えている。上田くんの「出航だー!!」はきっと忘れられない。

 

最後の一人一人の挨拶ですごく心に残った言葉がある。

カメが言っていた「KAT-TUNでいたいと思ったのも、いなきゃいけないと思ったのも、KAT-TUNが好きだと思ったのも、好きでいなきゃいけないと思ったのも、ファンのみなさんのおかげです」という言葉だった。

とても重くて、ずしんときた。「いなきゃいけない」ってすごい言葉だ。ファンの「おかげ」と言っているけれど強制力さえ感じる。そんな風に感じる言葉をきっとあえて使ったカメはずっとずっと何を抱えていたんだろう。一人ひとりとやめていく姿を見ていた3人は何を感じていたんだろう。それでもそんな中でもファンがいたから、と言ってくれたのは、本当にすごい。

 

最後、全員がステージ裏に吸い込まれていくのを見たとき、泣きそうになった。その光がハイフンになったとき、待とうと思った。2年くらいという声もあるけれど、また「出航だ!」という声が聴きたいと思った、そんなコンサートだった。